パーカッション担当ナカムラです。
先日レターソングの中にバイクの効果音を
入れた記事を書きましたが、
効果音を入れることだけがパーカッションの役割ではありません。
リズムの色付けをしたり、ビートを強調したり、
時にはドラムの代わりになる事もあります。
ドラムの代わりの話ですが、例えば、
絢香さんの「三日月」という曲。
1番~2番途中まで打楽器なし、
2番サビからパーカッションが入ってきます。
この2番サビがドラム代わりです。
そして2番サビが終わった次のメロディから
ドラムが入ってきます。
「①打楽器なし→パーカッション→ドラムイン」
の3段階の盛り上げは、
真ん中にパーカッションが入ることによって、
盛り上がりの段階が非常に分かりやすくなっています。
「②打楽器なし→ドラムイン→パーカッション」
という形もありますが、やはりドラムの存在感は一際大きいので、
②より①の方が、徐々に上がっていく感がでます。
ちなみにバイクの効果音を入れた楽曲には、、、
スレイベル①
スレイベル②
バイク
トライアングル
カバサ
カスタネット
タンバリン
ウィンドチャイム
シンバル
シェイカー
と10種類の音を入れたのでした。以上、現場からでした。