「東京マリーレター」パーカッション担当のナカムラです。
先日録音したレターソングは歌とピアノ中心の聴かせる曲。
そこにウィンドチャイムとシェイカーを乗せました。
最初聴いた時の印象は
沢山入れても良いかと思ったのですが
音数を少なくする方向に決まりました。
多いから良い、という訳では決してありません。
音数が少ないからこそ、その1つ1つが際立ちます。
オーケストラと四重奏でいえば
オーケストラが勝るわけではなく、
フルコースとラーメンが戦ったら
必ずフルコースの勝利になる訳でもありません。
それぞれに良さがあってアレンジでは最も合う選択をします。
そこで今回の楽曲です。
シェイカーは刻みですが全体には入りません。
効果的に登場します。
今回使ったのはSchlagwerk (シュラグヴェルクと読みます)
というメーカーの四角いシェイカー。
シェイカーといえば丸なイメージですが(僕だけ?!)
四角いシェイカーもあるんです。
四角だと8分音符が演奏しやすい!
スクエアなノリがイメージとピッタリです。
そして、ウィンドチャイム。
何度も録り直しました。
深く当ててみたり根元を擦ったり。
指で演奏したり。
鉛筆で擦ってみたり。
優しかったり。
早かったり。
遅かったり。
タイミングをずらしたり。
本当に色々試しました。
5か所入れましたが、
どれも表情が違っています。
とてもこだわりました。