Tokyo Marry Letter パーカッション担当のナカムラです。
先日録音したレターソングは
ピアノとストリングスに歌が乗るアレンジ。
そこにシンバルとウィンドチャイムを入れました。
今回は入れる箇所に指定があったのですが
きっちり発注通りに演奏した後は
やりきった感が漂います。

そして、こっそり指定のない場所にも入れてみました。
全く関係のない場所に入れるとそれは自分勝手になってしまうかもしれませんが
(それはそれできっと楽しい)
今回入れてみた場所は
指定があった場所から、さらに余韻で伸ばしていくという方法。
入れた楽器がシンバルのロールでしたので
指定の箇所に入れて
消えそうになったら少し足す
更に消えそうになったら少し足す、
というように
寄せては返す波のようなイメージで
そして、徐々に消えていくのでした。

そして、ウィンドチャイムは2種類使用しました。
入れる場所によって音色を変えてみよう
という狙いでしたが、
表情を変えることが出来るので
色付けに幅が出せました。
ただ鳴らすのではなく、
それぞれの場所でしっかり演奏します。
リズムがないから簡単かというと
いえいえ、そんなことはございません。
このような色付け系はセンスが勝負。
デートの食事をどこの店にするか?
何をオーダーしようか?
どのように振舞うか?
等と気に掛けることが沢山あるのです。

そんなことを考えていたらデートは楽しめないかもしれませんが
「そのドキドキを味わえる場所にいる」ことが
醍醐味な気がします。
次回に続く…♪