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手紙を歌にする!てれくさい言葉も美しく響く

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Tokyo Marry Letter パーカッションのナカムラです。

 

一般的に手紙といえば、

紙にペンで書くものが手紙と

イメージされるのではないかと思います。

 

goo辞書で調べますと

「用事などを記して、人に送る文書。」

と記載されていますが、

「請求書をお送り致します。よろしくお願いします。」

といった一筆も手紙で、

要件を伝えることが最大の目的になります。

 

しかし、「手紙」という言葉に込められた意味とは、

要件を伝える以上にもっと神聖なものであり、

もっと気持ちが籠ったものであると思うのです。

 

先述した請求書の一文は、

現代社会の日本で「手紙」であると解釈されるでしょうか?

やはり「手紙」とは、書き手の気持ちが入っていてこそ。

要件を伝えるだけでは「手紙」とまで昇華されないのです。

 

文章を手紙にするにはどうすればよいか。

それはまず気持ちを込める事。

その気持ちはどのようにこめれば良いかというと、

まず言葉の選択ですが、

「愛してる」と書いてみたところで、筆者の場合、

「何だか嘘くさい」と言われてしまいそうです。

 

学生時代に、夜景を見ながら

「君の方が綺麗だよ、とか言ったらどうする?」

と当時付き合っていた女子に冗談交じりで聞いてみると、

「あっはっは!バカじゃないの?!」

と大笑いされた過去を思い出しました。余談ですが。

 

しかしながら、この非常に扱いづらい

「愛してる」にメロディが乗りますと、

自然に発せられるものなのです。

「~の響きだけで」とか、

「~、とてーもー」とか、「~って伝えられてるかな?」とか、

むしろ扱いづらい位のワードの方が

より響いてくる気さえします。

 

手紙とは「人に送る文書」であるのですが、

それが紙に書かれていないといけないわけではありません。

人に送れば良いのですから、あえて紙に書かず、

メロディを乗せて耳から入る手紙だからこそ、

中々言いづらい言葉や気持ちを、

紙以上に目以上に届けることが出来るかもしれません。

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この記事を書いた人

パーカッション&ドラム
ドラムを江尻憲和氏に師事。その後、パーカッショニスト山口とも氏のアシスタントに就く。自らもドラマー・パーカッショニストとしての活動を開始し、都内を中心にライブハウスやカフェに出演、コンサート・レコーディングや、「あのニュースで得する人損する人」「マジパパJAPAN(J:COM)」等のテレビ番組に出演する等幅広く活動している。

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